お知らせ

【新刊】葉山莉子『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』発売です 

(2023/10/31)

葉山莉子『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』本日発売です。

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Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。
日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をしたー

そんな内容紹介に惹かれて軽い気持ちで読み始めたら、深く、鋭く、あらゆる方面に持っていかれ…とにかく心を掴まれた私です。
本書は、著者葉山莉子さんが実際にティンダーで送っていた日記をまとめ、自費出版で作成した同名の本を、あらためて書籍化したものです。
元の本との出会いは、昨年12月、下北沢ボーナストラックで行われた日記祭。日記本だけを置いてある「日記屋月日」さんが主催する、日記ZINEの販売イベントですね。昨年秋刊行した日記本『1日が長いと感じられる日が、時々でもあるといい』著者小沼理さんと、タバブックス日記本の定番『かなわない』植本一子さんと滝口悠生さんのトークを聞きに行ったのだったと思います。

その合間、販売ブースを回っていたら元アルバイトさんが出店していて楽しくおしゃべりしていたら、そのお隣がこの本の「日記ちゃん」でした(当時はティンダー名のまま「日記」と名乗っていた)。
自らiPadのティンダー画面を見せながら「こんな感じで日記を送って、あ、マッチした」とか説明してくれて、これは確実におもしろいでしょう、と購入。その後仕事先への電車移動で読み始めたら、案の定というか予想以上に凄かった。結構長い距離の電車での往復だったんだけど止まらず、乗り換え駅でカフェに入り腰を据えて読み切りました。ワイン飲みながら。
これはヤバいですよ小沼さん買ってなかったら貸しますよ、と無理矢理送りつけたり、忘年会で他のスタッフにもすすめまくった2022年の暮れでした。

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右が自費出版版。デザイナーは書籍も同じく奥山太貴さんです

 

そうして色々な人に話しているうち、この日記の話を「友人から聞いたことがある」というような情報が出てきて、いろいろ辿ってとうとう日記ちゃんに会うことができた2023年春。何か書いてもらえれば、という話から、元本がもう在庫ないならうちで出しませんか?とお誘いし、そして今日を迎えました。これはぜひ多くの人に読んでもらいたいと思ったので、本当にうれしいです。

一見、ただ面白い、エロい、ヤバい本と思う人もいるかもしれませんが、しかし女性が性を書くとそう見えてしまうのは、そもそもなぜでしょう。私が読んで惹かれたのは、著者の自立心、何者にも依存しない力強さでした。マッチングや恋愛、セックスの話がふんだんに出てくるけど、そこには「モテ」や「愛され」「女子力」みたいなものも、結婚や男への媚びも一切ない。自分の身体も人生も自分で決める、それを実践してありのままに書く。多くの人が避けがちな部分を逃げずに書いた、ありそうであまりなかった文章ではないかと思いました。ぜひ読んで、考えてほしい1冊です、女性も男性も。よろしくお願いいたします!

(宮川)

そんな本書のトークイベントが決まりました!
聞き手は『出会い系サイトで70人と実際に会って、その人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』を出版した、蟹ブックスの花田菜々子さん。「出会い系を変則的に使う仲間」トーク、間違いなく面白そうです。ぜひお越しください!

 

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葉山莉子さん『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』 刊行記念トーク&サイン会
日時:11月17日(金)20:15〜21:45
場所:蟹ブックス
参加費:
 イベント参加のみ 1000円(税込)
 イベント参加+本のセット 2800円(税込) ※ちょっとだけお得です
定員:20名様

お申し込みはこちらからどうぞ!

 

 

 

 

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