『仕事文脈 vol.13 』『生活考察Vol.06』発売になりました
(2018/11/27)
2つのリトルマガジン『仕事文脈 vol.13 』『生活考察Vol.06』、本日発売です。
仕事文脈、今回の特集は、「悩み、うざい」。
このテーマのきっかけも、仕事文脈でした。前号vol.12発売記念のトークイベントをしたとき、会場から質問をつのったら、個人的な悩みっぽいことがたくさんあがってきました。この号で「投資家パンクス」という記事を書いてくれたヤマザキOKコンピュータ=ヤマコンさん、寄稿した直後にタバブックスのスタッフになった碇雪恵とともに、こっちも悩みながら返答したのでした。そしてヤマコンを知るきっかけとなった「バイトやめる学校」の山下陽光さんにそのことを話したら、
「悩み流行ってますよね!」
って名言をいただき、めでたく特集決定となったわけです。
企画を始めたら、ほんとに流行ってるのかも、というくらいさまざまな角度からいろんな悩みがありました。人の悩みを読むと、なぜかちょっと解放されますよね。お気軽にぜひどうぞ!
そして約5年ぶりの刊行となる『生活考察』は、編集人・辻本力さんが5号まで1人で編集発行をしていた「“ある種の”ライフスタイル・マガジン」です。
知る人ぞ知るこの雑誌は、執筆陣がとにかく豪華。小説家、評論家、翻訳家、ミュージシャン…芥川賞はじめ各文学賞受賞作家が何人いるんでしょう…という文芸誌と見まごうほどのラインナップなのです。インディーズですごいなあと横目で見ていたら、なかなか新刊が出てない。確かに個人出版の雑誌は、だいたい5号くらいで止まりがちなんですよね…
しかし『生活考察』に限ってはもったいない!と思い、発行元を引き受け、このたび復活することになりました。
今回から装丁も一新、内川たくやさんによるデザインです。鮮やかな黄色にタイトル文字、生活が黒、考察が白。黄色に白ヌキは実際見にくく、色校正で「タイトル〈生活〉になっちゃってますねえ」と言ったら辻本氏曰く、
「まあ、生活があればいいんですけどね」
確かに!本質ついてる!
そんな名編集人が作り上げた128ページ、どこを開いてもおもしろい(と、校正中に実感)自信作です。黄色に「生活」の文字を見かけたら、ぜひ手にとってみてくださいね!
(宮川)
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