お知らせ

紀伊國屋じんぶん大賞2016『はたらかないで、たらふく食べたい』が6位に入りました! 

(2016/1/20)

「紀伊國屋じんぶん大賞2016 読者と選ぶ人文書ベスト30」に、栗原康『はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言』がなんと6位になりました!
この賞は「2014年12月~2015年11月に刊行された人文書」を対象とし「2015年11月2日(月)~12月6日(日)」の期間に行われた読者アンケートで選ばれたものです。

栗原康さんは昨年の『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社)に続く6位入賞、人文界での存在感が光ります。さっそく栗原さんから感想をもらいました。


「いやあ、うれしいですね。なんかこう、朝日、新潮、岩波ときて、とつぜんタバブックスがはいってくるのが、またなおさら。(^^ゞ」

 ほんとですね!しかもこんな一見ふざけたタイトルで。
でも上位の書籍はどれも、今までなかった視点や新しい方法で社会をとらえたりしている読み物のようで、そういう意味ではここに『たらふく』を入れていただいた読者の方々の見地はすばらしい、ありがたいと思います。

2月6日(土)より全国の主要店舗にて、「紀伊國屋じんぶん大賞2016 読者と選ぶ人文書ベスト30」フェアを開催されるとのことなので、ぜひ他の受賞作とともに手にとっていただければうれしいです!

10位までのランキングはこちら。

【大賞】 『断片的なものの社会学』岸政彦、朝日出版社
【2位】  『数学する身体』森田真生、新潮社
【3位】  『批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇』大澤聡、岩波書店
【4位】  『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』武田砂鉄、朝日出版社
【5位】  『生きて帰ってきた男――ある日本兵の戦争と戦後』小熊英二、岩波新書
【6位】  『はたらかないで、たらふく食べたい――「生の負債」からの解放宣言』栗原康、タバブックス
【7位】 『本を読むときに何が起きているのか――ことばとビジュアルの間、目と頭の間』ピーター・メンデルサンド、フィルムアート社
【8位】 『戦後入門』加藤典洋、ちくま新書
【9位】 『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』松本卓也、青土社
【10位】 『民主主義ってなんだ?』高橋源一郎×SEALDs、河出書房新社

 http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201601157059

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