お知らせ

【新刊のお知らせ】『菊とギロチン ―やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』2018年7月11日(水)発売 

(2018/6/22)

7月新刊のお知らせです。

菊とギロチン ―やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ
著 栗原康 原作 瀬々敬久・相澤虎之助
本体2200円+税

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装丁:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)

 関東大震災直後、急速に不寛容な社会へとむかう時代、女相撲とアナキストが出会った-
 鬼才・瀬々敬久、構想三十年の入魂作『菊とギロチン』に、異色の政治学者・栗原康がガブリ寄り!希代の取組による破壊的創作評伝小説誕生。 瀬々敬久による映画の後日談小説(小説・その後の菊とギロチン)収録。


本書は、7月公開の瀬々敬久監督映画『菊とギロチン』を、弊社『はたらかないで、たらふく食べたい』でもおなじみ栗原康が小説として作り上げた作品です。大正時代に実在した興行「女相撲」と、アナキスト集団「ギロチン社」が出会うという史実を元にしたオリジナルストーリーを、アナキズムを専攻する栗原氏の真骨頂、憑依文体の評伝小説に仕上げました。震災、国粋主義、貧困、格差など、物語は現代との共通性も感じられ、本書でもその背景を分析しています。ぜひ映画とともに本書にもご注目いただければ幸いです。

■著者・栗原康コメント
 女はよわいから、男にまもってもらえ? だからなにをされても、妻は夫につくさなきゃいけない? おつとめ、ご奉仕、奴隷かよ。いまからおよそ一〇〇年まえ、女たちが家庭をケトバし、女相撲にとびこんだ。ドスコイ、ドスコイ。女たちがホンキでとりみだす。もうなにが男で女なのか、なにがつよくてよわいのか、なんもかんもわかんなくなるくらい、ぶっとんだことをやりはじめる。そうだ、女力士たちよ、つよさの土俵をふっとばせ。怨念と屈辱にまみれたその身体を熱いダイナマイトにかえて、敵のドテッパラにブチこんでやれ。おら、つよぐなりでえ。爆弾の想像力を生きてゆきたい。パンパーーン!

■原作者・瀬々敬久コメント
 脚本の書き直しをやっている時、栗原康さんの著作の数々を心震わせて読んだ。現代をアナキズム的生き方で切り拓こうとする彼の態度に勇気づけられたのだ。そして幸運にも遊撃的著作を書いてもらえることとなる。今回も栗原さんの文章は独特のいわば講談調とも呼ぶべき檄文で、映画『菊とギロチン』が見事なほどに栗原流の血沸き肉躍る菊ギロに読み替えられている。ノベライズとかそんな生易しいものではない。化学変化極まり爆破寸前の爆弾であり、脳天へズドーン小説なのだ。それに感化されてか、自分も思わず戦後史総ざらいの「その後の菊とギロチン」を書いてしまった。乞うご期待!

7月11日の発売日に向け制作中です。

イベントも続々決定しています!

7/15(日)下北沢・B&B
栗原康×瀬々敬久×小木戸利光
「女相撲とアナキスト――社会に風穴を!」
『菊とギロチン ―やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』(タバブックス)刊行記念
http://bookandbeer.com/event/20180715b/

7/25(水)新宿・模索舎
瀬々敬久×相澤虎之助×栗原康
映画『菊とギロチン』公開・評伝小説『菊とギロチン ―やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』刊行記念トーク
http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/2018/06/post-228.html

映画と共にお楽しみください!

映画『菊とギロチン』
監督:瀬々敬久
脚本:相澤虎之助・瀬々敬久
出演:木竜麻生 東出昌大 寛 一 郎 韓英恵
配給:トランスフォーマー
7月7日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開
http://kiku-guillo.com/

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