お知らせ

【新刊】『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』発売です 

(2020/6/29)

ヤマザキOKコンピュータ『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』、本日発売です。

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みなさん、特にタバブックスの本を選んでいただいているみなさんは、もしかしたら「投資」というものにふだん縁のない方が多いかもしれません。投資って、タバブックスどうしちゃったのおい、とか思われる人もいるかも。著者ヤマザキOKコンピュータ、略してヤマコンさんも、投資家のイメージをこんなふうに語っています。

多くの人が無意識に、お金は奪い合うもので、汚いものだと思い込んでいるような気 がする。投資家って名乗るようになってから、余計にそう感じる。これがすごく根深い。SNSでお金にかんすることをつぶやいて、昔の知り合いからフォロー解除されるよう なこともある。


確かに、そういうイメージありますよね。でもこの本には、ラクして儲かる方法とか、必ず上がる銘柄とか、そういうことは全然ありません。お金や資本主義の説明から始まり、そこに汚染、格差、自然との共存、意思のある買い物、お金より大事なものなど、いわゆる「投資」からは想像できないようなことばが並んでいます。ヤマコンさんの投資の考え方は、こちらのとおり。

街が生き物ならお金は血液みたいなもので、俺たちは心臓や血管になっていい街を作るためのいい投資家になることができる。街なのか国なのか地球なのか、枠は各自で決めればいい。なんにしろ、いい未来を作るためには俺たちひとりひとりがいい投資家となることが手っ取り早い。

これが投資…こういう考え方があるとは… 私は2年前ヤマコンさんのこの主張を知ったとき、衝撃を受けました。『バイトやめる学校』の山下陽光さんがTwitterでヤマコンさんの文章を紹介していて、びっくりして『仕事文脈』に寄稿してもらいたいと書いたら、すぐに陽光さんがつないでくれて、たまたまその日下北沢にいたヤマコンさんが事務所にピンポーンとやってきてくれて打合せ、という最高な依頼でした。
その時の記事がこちら、「投資家パンクス」です。有料ですがnoteで公開中です!

投資家パンクス /ヤマザキOKコンピュータ(仕事文脈vol.12)

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2018年にこの記事を書いてもらって以来、本にしましょうと言い続け、ある日突然メールに貼り付けでほぼ完成した原稿が届き、デザイナー惣田紗希さんがイラストに香山哲さんはどうかと提案したら、ヤマコンさんは元々知り合いで直接頼んでもらい表紙の絵、文字まで描いていただき、コロナがあって追記をしてもらい、今となってはあるべき姿でこの本になった、と思える出来上がりになりました。

いち早く読んでくれた汽水空港モリテツヤさんのツイートが、この本のことをまさに伝えてくれているので紹介します。モリさんいわく「希望の書」…そうなったらうれしいです。ぜひ読んでみてください!(宮川)

 

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