『山中カメラ現代音頭集　Shall we BON-DANCE？』本日発売です。

世界でただひとりの「現代音頭作曲家」、山中カメラさんがこの10年間に作曲した現代音頭の音源と、その制作過程、インタビュー、楽譜や踊り方などが入ったブックレットが一緒になったCDブックです。

カメラさんは、国内外のさまざまな土地に滞在し、人々の暮らしと交わりながら歴史と風土を歌にする、というやり方で作品を作っています。どの楽曲も完成に至るまでに涙と汗の大奮闘記、ドラマチックな出来事があり、そのドラマを世に送り出すために制作委員会を発足、クラウドファンディングで資金を集めて作られたのがこの作品集です。

タバブックスは、発売元としてこの作品集に関わっています。
カメラさんには、2015年刊行の『今日も盆踊り』で取材、インタビューで大変お世話になりました。

全国の盆踊りを踊り歩く、という企画の流れで、ちょうど松山の道後温泉でカメラさんが盆踊りをやるらしい！それは行かないと！と著者小野和哉さんかとうちあきさんとともに、宮川も一緒に訪ねて行ったのでした。そのとき踊った「道後湯玉音頭」の多幸感といったら…。

 そして翌日はインタビュー。その土地に滞在して、土地の歴史を調べたり、住んでいる人と交流したりして曲を作り振りを作っているというお話、その一方コード進行もきちんと考えて作られている、という音楽的な背景などに一同聞き入ってしまい、本当によい取材ができました。

 
本の発売イベントもぜひ一緒にやりましょうと言っていたのですが、体を悪くされてしまい…
しかし数年後、元気になったカメラさんから突然メッセージが。CDブックを作るので発売元になってもらえないか、と。

二つ返事で、はーい！です。

制作に関しては、カメラさんの魅力にやられたそれぞれのプロが集まり、質の高い作品に仕上げられ、こちらは少しでも世に送り出せれば、という気持ちで販売をしていこうと思っています。

世の中が大変な状況になってしまって、みんなで思い切り盆踊りを踊るのは少しお預けになってしまうかもしれませんが、CDで、読みもので、ハッピーなBON DANCEを楽しんでもらえたら、と思います。
発売を記念して、山中カメラさんのnote連載も好評更新中です！

どうぞよろしくお願いいたします！（宮川）