お知らせ

【新刊】『仕事文脈vol.17』発売です 

(2020/11/30)

『仕事文脈vol.17』、本日発売です。

vol17_カバー1

今回は、特集2本で構成しました。

特集1:ことばはどこに行く
この時期、いろいろなことばに翻弄された
体を動かせなくなって、いつにも増して大きく、広がり、のしかかったことば
仕事をし、生きるうえで、疵にもなり支えにもなったことばのいろいろ

特集2:7年8ヶ月
7年8ヶ月に及ぶ長期政権が終わった。この政権発足の約1ヶ月前、仕事文脈は創刊した
この期間、私たちは、仕事やくらしはどう変わったのか変わらなかったのか
これから7年8ヶ月あったら何ができるだろう、何をしたいだろうか

どちらも、この半年くらいの間に印象に残ったことから考えたテーマです。
今また企画した当時よりずっと深刻な感染状況にあり、ああこの半年何をしていたのか、首をひねりながらも受け入れていたあのことばの数々はなんだったのか、と思います。
この政権が終われば何かがよくなると、根拠なく思っていたものの、それはやはり妄想だったとわかった今、7年8ヶ月もの長い間私たちは何をしたか、何をすべきだったのか、というのも考えてみたいことでした。

ちょうど前政権誕生の1ヶ月前に創刊した仕事文脈、新しいスタッフを迎え、特集2本立て、増ページと少し刷新しました。仕事と生き方のことをますます考えていきたい今、次の段階に向かっていこうと思います。今後ともよろしくおねがいいたします!

今回のラインナップをご紹介します!

特集1: ことばはどこに行く
小さな言葉   小沼理
文脈や内容の前にキーワードが優先されるSEO記事への違和感を持つライター。”小さな言葉を選ぶことから、自分が望む社会を選ぶことは始まっているはずだ”

損なわれたくない 牟田都子
緊急事態宣言の日”この日私が受け取ったのは内実のともなわない空虚さだった。その印象はのちに2枚の布マスクによって裏付けられたと思っている”、校正者が感じる、なにかかが損なわれていくことばとは。

金がものを言う世界で、教員のことばはどこまでも沈み込んでいく  トミヤマユキコ
リモート授業に手応えを得るが対面と比べて劣るといわれる。そして”真に憂慮すべきは、教育の現場にコスパの概念がガンガンに入り込んできつつあることだ”、恐ろしい。

「わかりやすさ」の到着地—インターネットの「ことば」をめぐって 西森路代
“タイトルに「わかりやすく」集約されると、そのタイトルにつられた方向性に受け取られることが多い”"当事者の話だけが正解と捉えられやすい”、「わかりやすさ」危険

言葉と身体の健康的な関係 作家/鍼灸師 松波太郎さんインタビュー
言葉と身体は相性が悪い?目だけではなく全身で読む?本を気持ちよく読める体とは。現代のことばと病みについて、小説家で鍼灸師、ことばと健康のエキスパートに聞いた

コロナで傷ついたことば、励まされたことば    太田明日香
この時期に傷ついたことば、励まされたことばには何があったか。具体的なことばが少なかったのは「人と会わなくなった体感が伴わないから印象に残らないのでは」という意見、まさに。

就活のことばをきく 就活生座談会
これから就活&就活直後のアルバイトスタッフの座談会。「あまり不況感じない」「ワード検索でエントリー」「やりたい気持ちで選んだら落とし穴に」…だんだん本音が出てきてリアル

特集2: 7年8ヶ月
『仕方ない帝国』は終わったのか   高橋純子
“「抵抗しても無駄ですよ」というメッセージ。それが7年8ヶ月にわたり通奏低音のごとく流され、そして今も、流れ続けている” 帝国は終わっていなかった…

世の中の動きと、自己の制作と働き方を振り返る   松本美枝子
“我々美術家も社会の一員として生きている。その生業の手段が美術であるだけだ。なぜ、非常時に美術には金が回せない、と断定できるのか” 「アートで地域活性を」と安易に言う社会の実際

調査「私たちの7年8ヶ月」 
「社会は良くなっていくと思っていたが、甘かった」「変化を望む人と同じくらい、変化を望まない人がいる」「深刻な断絶の時代、それでも芸術はたくましい」…実感がこもる7年8ヶ月

インタビュー「座談会・30代独身男性の生活と意見」、その後   辻本力
振り返り特集を機に、2015年の座談会企画のアフターフォロー。身の振り方を考え始め、家族を持ち健康に気を配り、独立し。5年の年月を有効に使っていた

小説・冬闘紛糾 兼桝綾
今度の兼桝小説は労働組合が舞台。組合も独特なことばがある。「議事録に残りますよ」「今のは失言だった。オフザレコードでお願いしたい」、まだ誠実だ。

◎ 連載

仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう
特集2つの回文を、それぞれ作ってくれました。一つ紹介します!
「言葉は無しでもいい!? も〜、手品!? 母と子。」

【新連載】40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵
第1回 世界で最も親になるのが悩ましい国 韓国に住む韓日夫婦、それぞれ充実した仕事をしていたけれど子どもを望むようになったのはなぜ?韓国の合計特殊出生率が0.84、20年で半減に驚く

さわる社会学 堅田香緒里
第7回 夜を歩くために、最終回です。社会運動の中にもあるハラスメント。その中で「より安全な」空間を共同して作り続けるというセーファースペースの重要性。連載は最終回です。ご愛読ありがとうございました!

虹色眼鏡 チサ/さようならアーティスト
第9回 お酒を飲むこと、本当のこと、仕事のこと/ロスト・イン・ザ・トレイン・トレイン 17歳から書いてもらってるけどもう仕事で出張して、お酒を飲んで倒れている。人生を見続けさせてくれてありがとう

35歳からのハローワーク   太田明日香 
第7回 妊娠してもキャリアを続けられる環境を自ら作る 大阪市で7年前に広告会社を起業、妊娠出産を機にリモートワークに移行、日本全国の女性が働いている。先取りしてますね!

「聞く」という仕事  辻本力
第4回 ベタな質問 「伝えたかったことはなんですか」「これを始めたきっかけは」、ついしてしまいがちなありがちな質問。どうやったらベタから離れられるのか?

無職の父と、田舎の未来について さのかずや
第17回 勝手に上がる人生のステージと、渡されないチャンスを次に渡すことについて 半年の間に引っ越しして結婚して起業していた!あいかわらず大人に怒ってる。気になるお母さんの近況も!

文脈本屋さん・汽水空港
鳥取で、湖のほとりに小屋を建てて本屋さんにした、店主モリテツヤさん。そこに至るまでの話も、これからやっていきたいこともおもしろすぎます。本もたくさん売ってもらっています!

仕事文脈コラム 宮川真紀
苛々は見逃さないでいる 最初は違うことを書こうと思ってたんだけど、アメリカ大統領選真っ最中だったのと現総理にあまりにも苛ついてしまい、またただ怒ってるいつものやつになりました…

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石引パブリックさん
本と印刷、金沢の憧れのお店…お近くの方うらやましいです

本屋Titleさん
荻窪の名店ですが、仕事文脈のみに出稿してくださってるそうで恐縮…コロナで営業時間に変動あるそうです!

H.A.Bさん
実店舗は終了したけど精力的に活動してることを報告してくれました!今後も要注目ですね!

リワインドさん
初のご参加!テラスがあってビールとコーヒーが飲める自由が丘の素敵空間。いい空気が流れる本屋さんです!

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