from tbtb日誌

2/3〜27 増刷、書店フェア、校了、著者イベント、連載、見本出来など 

(2026/2/28)

2月3日(火)

ヤマザキOKコンピュータ『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』7刷出来。ラジオで紹介され、ヤマコンさん新刊『お金信仰さようなら』が発売になり、みるみる在庫が減って残り1冊(マジで)というところで入荷してよかった。お金に興味ない、投資なんて別世界という人たちが「お金の使い方次第で未来を変えられる」というメッセージにガツンとやられた『くそつま』。そこから5年、ヤマコンさんが自ら出版社を立ち上げて刊行した『お金信仰さようなら』は、世界の変化も踏まえてより具体的、実践的に、お金観を一新させることばが詰まっている。特に後半、「第3章 新しい価値観に名前を付ける」以降、なぜ出版社を作り本を書いたのか、その覚悟もおもしろさも最後の1ページまで伝わってくる。ヤマコンさんは『仕事文脈vol.27』「売る、買う、悩む」特集でも書いてもらったのだけど、会社立ち上げと新刊準備で忙しいから無理かも、と聞いてたけどダメ元で…と企画書を送ったら翌日原稿が送られてきた!何者ですか…いや、本当に誰にも似ていなくて、正しい道を自分で探している、他にいない人。出会えてよかった。

 

2月5日(木)

ジュンク堂書店那覇店さんで「仕事文脈バックナンバーフェア」がスタート。在庫のあるバックナンバーを全て並べていただいていて、圧巻の写真が送られてきた。フェアを企画してくれた書店員さんが、フリーペーパーに『仕事文脈』について書いてくださって、それがとてもいい。「あらゆる仕事は、あらゆる場所へと繋がりうるーそれを希望と信じさせてくれる『仕事文脈』」。”必要な人に届けられるようにめいっぱい長〜く開催予定”とのことで、2ヶ月くらい展開いただけるとのこと。お近くのみなさん、旅行で訪れる方、ぜひお立ち寄りください。

 

2月9日(月)
衆院選自民大勝で呆然とする週明け。自民の得票率は3割、なのに2/3の議席獲得は小選挙区制のおかげ。高市首相は「国民の信任を得た」とか言って、その他に投票したり、投票してない住民のことは見えてないらしいけど、いってみればこっちの方が多数派じゃん?選挙翌日も、『しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー!』『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』『若者の先生と政治』『複業ZINE』など、今とは違う、既存の価値観壊す、小さい声を集めた、そんな本たちの注文をたくさんいただいて発送した。これらを届けてくれる書店さん、手に取ってくれたみなさんと、一緒に自信持って行きたいと思う。

 

2月12日(木)
次の新刊、渡辺愛知『gururiのぐるり』色校正、本文白焼出。本文に見逃せない誤字を見つけて肝を冷やす。無事に修正、表周りも調整して責了。カバーなし、がんだれ、天アンカット、スピン付き。gururiの雰囲気そのままの造本になった。束見本にカバー帯色校正を巻いてみるとなかなかよい感じで、見本としてgururiさんに送った。お店のお客さんが目にしてもらえたら。サイトで一部試し読みもアップ。

 

2月14日(土)
夜、翻訳家の斎藤真理子さんから土日開催の『五冊展』でうちの本を選書してもらったと連絡あり。「おすすめしたい、青い五冊」というテーマでモノ・ホーミーさん『これがおばけの考えです 貝がら千話選集』を選んでくださったという。TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』プロデュースの展示企画『五冊展』中心としたブックイベントだそうだがあまり情報がなく、とりいそぎ土曜日に会場に行ったところ、大盛況!棚を見るのも人をかき分け、という感じ。本はPOP付きで素敵に展示されていたのだが、販売用の棚には在庫なし。現地で販売している書店さんに、よかったら持ってきておいてもらえませんかと交渉、本を取りに戻って直接納品。戻った昼過ぎには、選書棚は軒並み在庫切れ、レジには長蛇の列。アトロク、宇多丸さん、そして本を推す作家さんたちの力なのか。ブックイベント、本と集まること、色々と考える。

午後から『しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー!』著者カニクラブ、國本依伸さんのおしゃべり会イベントが大阪MoMoBooksで開催、ツイキャス配信を申し込んでいたのだが、そんなこんなで半端な時間になり、赤坂のカフェに入って視聴。会場のお客さんの発言も多く、それを元に話を広げていくのがよかった。話が止まらず、聞きながら移動して、家に着くまで聞く。2時間くらい?おしゃべりの力!

 

2月16日(月)
オ・ヨンアさんのnote連載「ディアスポラ・記憶・Kメンタル」、久しぶりに更新。陰暦で新年を祝う韓国では今はまだ年末、ということで2025年を振り返り、ヨンアさんを象徴する二つのこと、文学・詩と、バレエについて書いてくれた。前半の、朗読で出会った詩人ソン・ヒジさんの詩に圧倒される。「初めて耳にする詩をライブで聞きながら、詩人の呼びかける「ヒョン」が、切なく哀しく響いて途中からどうにもこうにも涙があふれてしまった」。「ヒョン」ということばは、韓国ドラマでもよく目にするが、ヒジさんの語る「クィア的な脈略でみると、特に僕から見るとヒョンというのは、とてもロマンチックな呼称な気がするんです。それに僕自身がヒョンと呼ぶのがとても好きで、だから自然と詩にもたくさん出てくるのかもしれません」という文からも、ことばの背景を考える。バレエパートはヨンアさん節炸裂。毎月20以上のレッスンで、体力もメンタリティも高まったヨンアさんの今後がますます楽しみ。

 

2月23日(月・祝)
高崎REBEL BOOKSで開催されたヤマザキOKコンピュータさんのトークイベント「お金信仰のあと、REBELたちはどう生きるか」へ。『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』を170冊以上売ってくれたREBEL BOOKSさん。「高崎で何が起きてる?」と興味津々で神戸からやってきたヤマコンさんは、新刊『お金信仰さようなら』の内容を引きながら、REBEL=抵抗、反抗をキーワードにこれまでとこれからを考察するという、まさにここならではのテーマを準備していた。お金がメインカルチャーになってる、生活は数字の上げ下げじゃないはず、人が減っているのに経済成長必要ないとみんな気づいてるはず…それそれ、ほんとだよという鋭い指摘がバシバシあって、凝り固まった頭がスコーンと解体されるようだった。会場のお客さんも刺激を受けていたようで質問&回答のやりとりすらおもしろかった。
イベント前には、高崎にほど近い前橋に足を伸ばし、ともに昨年オープンの水紋さん、Hengeni Booksさんへ。新しいことが各地で生まれ、タバブックスもそこにおいてもらってその地で読んでもらう。ありがたくうれしい仕事です。

 

2月27日(金)
『gururiのぐるり』見本着。包みをといて、手にとって、ひと安心。束見本、色校段階では、天アンカットとスピンは見られなかったので、完成して初めて確認したのだが、無事にうまくいっていた。本文刷色もスミではなく特色で、数ページは色校が出たものの写真ページもありどうなるか未知だったがこちらもよい出具合。と、しみじみする間はなく、関係者への献本、gururiへの納品分の手配などして、取次に見本提出、その後夕方にgururiさんに見本を届けに。お店を閉めて、窓辺にさっそく飾ってもらい、夜の窓辺を撮影。事務的なこと、販促についてなど相談しつつ、打ち上げ。美味しいワインだった。

IMG_3626のコピー

 

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