from tbtb日誌

9/1〜29韓国ブックフェス、著者展示、イベント出店、打合せ・取材諸々、物販など 

(2024/9/30)

9月1日(日)〜3日(火)
マルジナリア書店でのトークイベント終了後、その足で羽田に向かい、深夜便で韓国へ。「群山ブックフェア」というブックイベントを見にいく。8月頭に京都に行った時、ホホホ座山下さんが「韓国の海辺の街のブックフェスに参加するんですよ」と話していて何それ面白そう、と思っていたら『透明人間』編集者の綾女さんも行って本を売ると聞き、英語韓国語の紹介文を用意したりしてるうち、これは行く機会なのかも?と勝手に盛り上がって行くことに。出発直前に「かなり売れてしまったからタバブックスの本売っていいですよ」とLINEが来て急きょアート、コミックとか文字の少ないものをバッグに詰め込む。

群山は仁川からバスで約3時間、ブックフェア会場は海からは離れていたが大きなホール。周辺にフラッグやポスターが貼ってあり、開場前にすでに行列ができ、賑わっている。100社ほど出店している物販フロアのほか、トークイベントが終日行われ、2000年以降の独立出版展、世界の書店トートバッグ展など、しっかりした展示もあってものすごい充実ぶり。物販も、人がいっぱいで前に進めないくらい混む時間帯もあった。一画で販売させてもらったけど、手にとる人も多く、日本語を勉強しているから読みやすいのはどれか、とか話もたくさんした。次の『仕事文脈』で、「本と集まる」ことについての記事を考えていたので、そこでレポートを書く、かも。

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9月4日(水)
山下陽光のおもしろ金儲け実験室がスタート、山下さんも今週在廊ということで『バイトやめる学校』を置いてもらえるかも、と20冊持って押しかける。ちょうどよかった、頼もうと思ってたと言われてよかった。展示が本格的だし、あまりに自由だし、これが世田谷区の公的な空間で3ヶ月もやるって、なんかおもしろすぎるなと思う。*その後2週間で売り切れて補充、他の展示にも置くからと、また補充。売れまくっている。

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9月7日(土)
おなじみのBOOK LOVER’S HOLIDAY、今回はサイボウズ式ブックスが主催で「はたらくの現在地」というテーマ。各地の書店や出版社が出店、B&Bでも選書フェア、当日このテーマでトークやインスタライブなどもありなかなか大きなイベントだった。人も多くてたくさん売れたし、終了後は打ち上げまで用意されていて、至れり尽くせり。人がきっと多いだろうと『仕事文脈』の取材候補探しのため企画書を用意していたが、打ち上げでしっかりオファー。

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9月10日(火)
新刊著者との打ち合わせ。新しいエッセイを書くための取材、というかインタビューというか。書きあぐねている部分を話してもらいながら、整理する作業。午後いっぱいかけて話を聞いて、疲れ切ってワインを買ってきて飲んで、その後ラーメンを食べに行き、お互い酔っ払ったことを翌日確認し合う、といういつものね。

 

9月12日(木)
8月の台風で延期になっていた『家父長制はいらない 仕事文脈セレクション』刊行記念イベント「透明な「家父長制」を炙り出す」をこの日開催。事前に参加者の方々から「これって家父長制のせいかも、と思った瞬間」というエピソードを募集していて、数日前にそれを共有してもらったが、予想以上にたくさん寄せられていてうれしくもあり、気が引き締まった。当日はそれぞれにコメント、考えを話すだけで精一杯で、参加のみなさんと対話ができなかったのが少し残念だった。

 

9月17日(火)〜27日(金)
取材依頼、オンライン取材、オンライン打ち合わせの日々。原稿まとめ、確認作業を重い腰を上げて手を付ける。ブックイベントの納品、書類提出とか振込とか、期日があるものが続いて緊張気味の週。

 

9月28日(土)、29日(日)
イ・ランさん来日公演、『私が30代になった』『何卒よろしくお願いいたします』の物販に。他の出版社さんが来れないからと、4社分を販売。いがらしみきお先生が仙台から来ていて、日曜にごあいさつできてよかった。ライブは圧倒的だったし、終演後すぐ物販コーナーに来て並んでいる人全てにサインをして、本当にすごい人。元気でいてほしい、猫のジュンイチも。

 

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