from tbtb日誌

7/5〜7/30 新刊見本・発売、編集会議、増刷、メディア掲載など 

(2024/7/31)

7月5日(金)
『家父長制はいらない』見本出来、午後遅く事務所に300部届いてすぐ取次に見本提出。一旦戻って、献本作業など途中までして、夜蟹ブックスの「小沼理ファンクラブナイト」へ。編集担当の小沼さん、寄稿してくれた清田隆之さんに献本できるし、と参加。ファンクラブってすごいなと思いつつ、参加者の方々が新刊『共感と距離感の練習』を大切に読んで感想を発言していて、「ファン」の意味を実感する。マイノリティ、クイアでであることの切実さが伝わってきた。本も著者の力も感じられるイベントだった。

 

7月11日(木)
『家父長制はいらない』発売日。注文が増えてきて、週初めから献本、発送、サイトや諸々web関連作業などやっていて、発売日ブログになかなか手がつけられず前日なんとか終わらせて予約投稿。電子書籍も同日に配信開始されて、今回はわりとこぼれることなく順調。新刊が久しぶりで余裕があるからかも。これくらいのペースがちょうどいい。同時進行は何かしら手薄になるし。
夜、仕事文脈次号の企画会議。特集1本が決まっていなくて、なんとなく気になっているテーマを提案。都知事選ショックもありそれを意識しつつ、前向きに考えてみるというような。それに関して書籍企画も相談してみる。

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7月15日(月・祝)
『ランバーロール』のミーティングで、漫画家3人、編集者2人が来社。体制が少し変わることになり、今後の方針や次号の内容についてなど大勢で話し合う。3時間くらい話して、だいぶ詰まってきた。頭も体も疲れて、暑いしビールでも飲みますかとなり近所のクラフトビール屋さんへ。結構ランバーロールチームと飲みに行くことが多い気がする。他の仕事ではそんなにないのに。事務所で話して、また飲んでしゃべって、何をそんなに話していたんだろう。

 

7月18日(木)
ブックフェス「Books&Something」の打ち合わせに、ライブハウスFeverへ。私は幹事じゃないんだけど、なんとなく流れでおじゃましている。Feverになって、ブック、サムシング、ライブ、展示を行うイベントになっていて、準備がそれなりに大変。ZINEもつくるし。幹事3年制度で、今の担当三輪舎中岡さんも今回まで、次まだ決まってないみたいでドキドキ。今年は10月5日、よろしくお願いします。

 

7月23日(火)
今月は増刷も2点、『かなわない』『バイトやめる学校』。それぞれ2016年、2017年初版刊行で7〜8年経っているけどいまだにコンスタントに動いている。先日大きい版元、というか普通の出版社?の人と話していて、新刊しか売れない、既刊は全く出ない、と言っていたけど、うちはそうでもないような。新刊が出ると既刊も一緒に注文くるし。と思ったけど、それは直取引している独立系の書店さんだからか。新刊書店だけだと、それは確かに1年前の本でも置いてるところは少ないかもしれない。今直取引店は200店を超えている。継続して注文もらうところばかりではないけれど、こういうお付き合いでうちは成り立っている。

 

7月30日(火)
先月取材を受けていた『透明人間』山本美里さんの記事が載った『女性自身』が発売。仙台でのトークイベントにも取材に来ていたし、山本さんの家にも何度もインタビューに行ってたそうで、8ページにわたる読み応えある記事。先日は中日新聞でもインタビューがほぼ一面を占めていたし、注目されている。山本さんの話は、聞き手を引き込む力があるのを感じる。写真展も続々決まってきて、書店での展示も年内3カ所。全都道府県で展示をしたいというパワフルな山本さんです。

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