from tbtb日誌

5/5〜5/27 新刊打合せ、イベント出店×2、新刊見本・発売、刊行記念展など 

(2025/5/31)

5月5日(月・祝)
『赤おじさんと白いイヌ』発売日。もちろんもう発売しているが、奥付発行日をmakomoさんリクエストでこの日にした。最初4月1日にしていたのが間に合わなくなり、それならこの日に、と。理由はわからない。
絵本の大きなイベント、上野の森親子ブックフェスタに出品。絵本の世界を垣間見ることができた。知らなくて、新鮮な世界。夕方、残部を引き取りに行きキャリーに詰め、近くで新刊打ち合わせ。長々と取り組んでいるが、なんとか最終地点が見えてきたような、いやまだのような。話し合った後は、コンビニでおつまみとワインを買い込み、お互いの連休をねぎらいあった。

 

5月11日(日)
文学フリマ東京出店。恒例の『仕事文脈』先行販売は今回からやめることに(詳細はいずれまた)して、今回は『ランバーロール』としての出店。発売直後だし、「中年」特集がわりと好評で、いつもより告知をがんばった。森泉岳土さん、おくやまゆかさんが手売り&サイン、ということで当初予定より多めに発送、夏頃までのイベント出店用にサインを作ってもらおうと思っていたら、予想以上の売れ行き。残り10部だけになって、発送せず持ち帰り。帰り際『田舎の未来』のさのかずやさんに遭遇、50部売り切れた、と。売れると上がるよね!

 

5月14日(水)
『仕事文脈vol.26』見本出来。発売が23日なので、わりと余裕のスケジュールではあるが、週末のイベントの発送がギリのタイミングなので、届くと同時に発送。そのあと、筆者、スタッフへの献本作業。ゆうメールが土日挟むととてつもなく時間がかかるので、今日出してようやく週明け、発売前には届けたいという読みで発送。
発送問題を苦々しく思ってたのが顔に出てたのか、宅配便の人からこんな商品あるからどうですかと営業される。レターパックプラスの値上がり対応的なサービス。それだったらやってみようかなと、後日支払った後で条件を見たら、聞いてたのと微妙に違う!それだとあんまり意味が…というと、その辺は柔軟にやりますから!と。そうなん?大丈夫かなーと思いつつもう購入してしまったので、その言葉を信じて依頼。今のところ柔軟にやってもらっているようだ。

 

5月17日(土)〜18日(日)
富山のブックイベント、「BOOKDAYとやま」へ。新幹線を降りて改札を出るとすぐ、構内に古本メインにお店が広がっていて、朝からお客さんがたくさん。このイベント自体は第12回ということで定着しているようだが、出版社が出るのは今回初とのこと。唯一の直取引店だったひらすま書房さんが実店舗を閉店して、新刊書店さんも少なくなっている富山で、うちの本はどういう存在…と思ったけど、初めての方、別の場所で見たという方、たくさんの方が手にして、購入いただいた。特に初出しの『仕事文脈vol.26』や見本を置いた『赤おじさんと白いイヌ』に目を止める人が多く、お話ししてお買い上げいただくことが何度も。本屋さんのこと、富山のこと、地元の方とたくさんお話しできてよかった。富山の出版社桂書房さんに気になる本がたくさん『女一揆の誕生』『愛し、きつメロー看取りと戦争と』を購入。ここに来なければ絶対見つけられなかっただろう。大阪のシカクさんとは、販売の合間に富山物産店で美味しいものを探したり終了後日本酒を堪能したり、とにかく富山最高!という気持ちが高まった2日間。翌日行った金沢では、こちらも書店閉店した石引パブリックさんを初訪問、書店に連れて行ってもらい、ありがたすぎた。

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5月23日(金)
『仕事文脈vol.26』発売日。特集1:みんなで生き残る 特集2:つくる→めぐる→つくる→。
「誰かが勝つと誰かが負ける?どんな選択にも犠牲はつきもの?本当にそうなんだろうか。つくることで生まれること、つながっていくこととは。経済、アクティビズム、法、労働、クリエイティブ、また「みんな」とは誰か。あらゆる面から考え、多くの声を集めた1冊。早めの献本、発送で、寄稿や取材に協力いただいた方、入荷した書店さんからコメントがアップされていてありがたい。

夕方、惣田紗希さん個展「わたしの身体はどこにある」へ、twililightさんに。下北沢から歩いている途中知り合い二人に遭遇、会場に行ったらまた別の知り合い数名がいた。意外と知人が多かったのかな私。展示は、美しい線描、淡い色調、素敵な女の子、よく知る惣田さんの絵と、迫力ある骸骨の大きな作品が並び、タイトルの意味を考える。置いてある制作メモを読むと、また違う世界が見えてくる。惣田さん在廊で、著書『山風にのって歌がきこえる』のサイン本を作ってもらう。

 

5月27日(火)
森岡書店銀座店でのランバーロール07刊行記念展、初日。ここでの展示は初めてだが、それがランバーロール、しかも中年特集になるとは。意外なような、しかし実際展示を見たら、作品の力が半端なく、あらためて執筆陣の豪華さを実感。近藤ようこさん、寺田克也さん、藤岡拓太郎さんの原画が並ぶとか、なかなか見られないですよね。姫乃たまさんのイラスト入り原稿、ひうち棚さんの手びねり人形など、どんどん成約されていた。私も原画欲しい…いやでもうちが購入していいだろうか…と迷っていたら「タバブックスにこの絵があるのいいと思います!」と背中を押され、つい購入。夕方からのオープニングパーティーに、執筆者、関係者、知人友人の方々が入れ替わり訪れ大賑わい。大御所の先生がいらして、主宰メンバー一同緊張。その場で本を買って、サインをもらっていた。よい場だった。

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