from tbtb日誌

9/1〜30 カルタイ、スモール&タフ、取材・入稿・校正、道をつくるなど 

(2023/9/30)

9月2日(土)、3日(日)
カルチュラル・スタディーズ学会主催のカルチュラル・タイフーン2023(カルタイ)、フェミニズム書店街で販売。会場が母校の、出身学部の建物で懐かしい…嘘、きれいに建て替えられているし、道中の店ももちろん様変わりしているので、知らない街に来たようだった。
カルタイの今年のテーマが「新しい戦(中)前とフェミニズム」で興味深い。親和性ありそうな本を揃えたが、今年関東大震災から100年ということで、関連する大きなセッションがあり、それだったら『菊とギロチン』持っていくべきだった、と後悔。
1日目、残りそうなものを持ち帰り、売り切ったものを補充して、2日目最後残り13冊、ラクラク手持ちで帰れて、売上はまあまあだったけどやりくり上手くいった達成感。

 

9月5日(水)
『仕事文脈』次号企画オンライン取材、ダブルヘッダー。午後、特集「ほどよい数値化」をテーマにした編集スタッフ座談会。気心知れた3人での鼎談なので、気楽に話す。が、ひとりは出産予定日を3週間後に控えていて、こんな時期に付き合ってもらって申し訳なかった(そしてその後予定より2週間早く生まれ、その翌週からもう入稿作業…ほんとすみません)。
夜は、特集「伝統常識一旦解体」にかかわる話で、1人のスタッフへのディープインタビュー。「社会課題にのりきれない」というスタッフブログをきっかけに、それはなぜなのか、掘り下げる企画。進める段階で「激詰めインタビュー」にしてたんだけど、結果的に詰めるというより聞く方も受ける方も、うーんと頭を抱えることに。1時間半くらい話しても着地できず、それぞれ持ち帰り感想を書く、ということにしたが、そこでもまだ…11月発売の『仕事文脈vol.23』でぜひご確認ください。

 

9月12日(火)、13日(水)
ほぼ10周年ころから・共和国・タバブックス3社共同「スモール&タフフェア」、9月からの第2期がスタートしていて、開催書店を訪問。12日は中野のタコシェさんへ。久しぶりの訪問だったけど、変わらずカオス空間でうれしくなってしまう。10年前に出した本も追加注文いただいたり、うちの本をほぼ網羅していただいていて、フェアじゃなくてもフェア状態…感謝しかありません。

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13日は、千葉のときわ書房志津ステーションビル店さん。言わずと知れた千葉の名店、通路に面した大きな壁面に、バーンと並べていただいていた。3社それぞれキャッチフレーズをつけてくれて、タバブックスは「フェミニズム、連帯、働き方の考察」。背筋が伸びます。店内のそこここにも、目を引く文言のPOPがあり、いい選書があってすばらしい。お近くのみなさんがうらやましい。

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もう1店札幌の Seesaw booksさん、会期中に行きたかったんだが、札幌に行く日程が捻出できなかった…ぜひいつか。シェルターを併設する書店、という観点から、オーナーの神さんに『仕事文脈』次号に原稿をお願いした。

 

9月18日(月・祝)
BOOK LOVERS’S HOLIDAY、今回は10/1に迫ったBooks&Something、ブクサムとして参加。ブクサム出店版元の本を預かり、刷り上がったばかりのチラシを配る。あずかったのが冊子、ZINEなど軽めのものが多かったので、うちもそのラインナップで。そうなるとヘビーな単行本はあまり動かず、こういうときの並びはなかなか難しい。まあ今回は宣伝、ということで。

 

9月23日(土)、24日(日)
loneliness booksさんに誘われて、イベント「道をつくる」で書籍販売。昨年に続いての参加、今年のテーマは「東アジアのクィアたち、つながるジェネレーションズ」というテーマのとおり、台湾、香港、中国、韓国そして日本のクィアカルチャーの歴史が、映像やトークで繰り広げられた濃密な2日間。過去を語り直し、高齢化問題など将来も見据えた取組みなど、カルチャーだけでなく社会、生活そのものを考えさせられた。

 

9月30日(土)
土日のことばかり書いてしまいましたが、平日は新刊数本の編集、校正、入稿作業。ようやく刊行目処がついたこちらの情報をアップした。来月の強力新刊、どうぞお楽しみに!
ティンダー・レモンケーキ・エフェクト

 

(宮川)

 

 

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