7/1（土）
下北沢BONUS TRACKで開催のBOOK LOVERS HOLIDAY出店。今回は10周年仕様で、既刊をまんべんなく揃え、目録プレゼント、10th記念お得価格、などで臨んだ。いつもなんとなく客層を予想して何を持っていくか考えるんだけど、ハマることもあればそうでもないこともあり、今回は絞らないことにしたら、意外なものが売れたりしてそれはそれでよかった。10年間が視覚で見えるのもおもしろいのかも。

7/5（水）
スモール＆タフフェアがスタートしたので、開催店の一つ幕張の本屋lighthouseさんへ。スペース的にフェアで場所取っちゃって大丈夫かな、と思ったけど見たらまわりの書籍ともなじんでうまいこと収まっていてよかった。各社の面陳=イチオシ？はこちら
共和国『植物園の世紀』
ころから『イン・クィア・タイム』
タバブックス『生きるためのフェミニズム　パンとバラと反資本主義』

7/8（土）
イ・ランさん3年半ぶりの来日、festival FRUEZINHO2023へ。目の病気を抱えて帰国翌日に手術予定とのことで心配だったが、変わらず圧倒的なステージ、背後に映る歌詞に心揺さぶられる…
1曲目、英語タイトル珍しい、と思ったら、アレン・ギンズバーグの詩から作った曲「Pain on all Fronts」で、その曲作りエピソードが『何卒よろしくお願いいたします』に出てくる！と物販で説明した。

7/14（金）
小田急車内刺傷事件犯人の判決、『フェミサイドは、ある』皆本夏樹主導で公判傍聴とその前後に東京地裁前でスタンディング。判決は、被害者の性別に全く言及されておらず犯罪の根底が見えてこないような。本人のかなりのミソジニー供述が報道されていたのに。スタンディング参加者からも被害が透明化された、モヤモヤしたという発言が続いた。
夜『仕事文脈』次号企画会議で、ニュース見たけどさらっとしかやっていなかったと聞き、大きな事件が忘れられていく状況を目の当たりにした感じ。

7/21（金）
モノ・ホーミー『これがおばけの考えです 貝がら千話選集』刊行記念原画展＠BOOK SHOP TRAVELLERスタート。前日、本の色校正紙など持って設営少しお手伝い。古い一軒家の2階がギャラリースペースだが、レトロな砂壁で虫ピンが打てず、釘を打って板をかけてそこにピンで原画を…など工夫していて作家さんすごい…窓を開けるとテラスがあって、ビール飲んだら楽しそう〜、と急きょおしゃべり会を企画。

夜は『私たちの“解放日誌”』重版記念トークイベント「谷中解放クラブ〜心の中に愛しかないわ」、執筆者のひとりgururi渡辺さん主催、谷中のカフェpáseleさんで開催。今回はセリフを愛でる会、膨大なセリフを書き留めた「渡辺メモ」に刺激されたメンバーが好きなセリフについて熱く語った。参加者も全員ドラマ完走していただけあり、後半のグループトークで読みを深め、一つの作品を語り合う楽しさを存分に味わいました。

6/26（水）〜27（木）
スモール＆タフフェア開催中のTOUTEN BOOKSTORE古賀さんに呼んでいただき、トークイベント。その前にON READINGさんに納品、小川たまかさんの『たまたま生まれてフィメール』フェアをやっていた！たまたま！そして今月末閉店のちくさ正文館書店さんへ。古田店長とようやくお会いできて、これまでのお礼など。新刊ももれなく入れていただいていて、うちのこともよくご存知で、本当に感謝。このタイミングだけど、目録をお渡しできてよかった。
TOUTENさんでのイベントは、少人数でのお話会。本に関わる方が多くて、鋭い質問も多く、刺激的。本屋メガホン和田さんも参加いただき、終了後打ち上げ。

翌日は普段行けないところに、と思いまず宝塚のcasimasiさん。清荒神の神社の参道の素敵な店構え。雑貨と本が半分くらい、お客さんはほぼ女性、売れ筋はくらし、食、体、という。自分と社会のつながりについてなど店主の福島さんとおしゃべり。神戸元町の1003さんは取材も兼ねて。2015年オープン以来、ずっとコンスタントに販売いただいていて、お店の中も落ち着いているけど動いている感じ。店主の奥村さん、本についてのアンテナがものすごい。平日の昼間、酷暑の中、お客さんが途切れないのもわかる。三宮のジュンク堂２店を見て、大阪に。やはりフェア開催中の九条・MoMoBooksさん。路地裏の民家のような店に、ちびっ子とママたちが楽しそうに集っていて、夕方になったしビールを飲んでくつろぐ。2階のスペースに広々フェア展開、すごい点数を展開いただいていて、会期も半月延長することになったと。ふらっと立ち寄ってお気に入りを見つけて、ビール１杯飲んで、近所の商店街冷やかして帰る、とか最高だなと妄想。
各地の本屋さんに行くのも３年ぶり、外に出るの最高。また行きます。（宮川）