from tbtb日誌

9/3〜28 書店フェア、直販、重版、新刊準備、企画収録など 

(2025/9/30)

9月3日(水)
1日から始まった「独立出版者エキスポフェア@ジュンク堂書店」、池袋本店に。3階文芸話題書コーナー、棚3本分に展開。28社150点以上、ジャンルもデザインも判型もいろいろで自由。じっくり眺めて3冊購入。

その後、映画『非常戒厳前夜』試写会での『弾劾可決の日を歩く』販売へ。本書に登場する韓国の独立メディア、ニュース打破制作のドキュメンタリーだが、弾圧に屈しないメディア、そしてそれを支える市民の姿に、圧倒される。トークイベントでは映画に協力として参加している編著者・岡本さんが、キム・ヨンジン監督の聞き手として登壇。全国で公開が決まって、劇場販売もあり在庫薄で急きょ増刷することに。

 

9月8日(月)
複業ZINE4刷出来。この夏は出荷と在庫の調整、予測の日々だった。あとどれくらい持つか、どこで売れるのか、まだ動くのか、とか。増刷数とタイミングは難しく、後々響いてくるので、在庫減ったやったーすぐ刷ろ!なんて昔のようには出来ない。今回は綱渡りながら今のところうまくいっているが、段ボール数箱届くと大丈夫かこれと不安。こういうのAIに聞けばよかったの?

 

9月10日(水)
9月はイベント出店ほぼなし、新刊もないので、SNSの更新もそんなにしていないので何もしてないみたいだが、そんなときは本業をしているのです。11月刊行に向けて、原稿制作、デザインに向けた準備、各種調整。この週は、新刊Aの本文フォーマット用サンプル原稿の用意、タイトルBの表まわりラフ案、本文フォーマット出来。その後月末まで確認、戻しを繰り返す。

 

9月12日(金)
makomo『赤おじさんと白いイヌ』刊行記念展示、奈良の本屋とほんでスタート。大阪、東京、埼玉に続いて4ヶ所目の巡回。とほんさんは展示の提案にいち早く手をあげてくれた。makomoさんは下見に行って、スペースに合わせて新作を4点描いたそう。SNSで「巡回じゃない!」と書いていた。毎回場所に合わせて内容を変えていて、ひょうひょうとしながらものすごい丁寧に作り上げてくれている。この展示以外にも各所で大きい仕事、展示など気づくとたくさんやっていて、人気なのも納得。

 

9月15日(月・祝)
夜、新刊A表紙イラスト打合せ。前から何か合うものがあれば頼みたいと思っていて、絶対合いそうという今回依頼、快諾してくれて実現することになった。著者陣ともに関西エリアで、共通項も多くて、スムーズにいきそう。スケジュールだけが懸案。

 

9月22日(月)
『仕事文脈』次号で「独立出版者エキスポ」を取り上げることになり、座談会収録。vol.25での「本と集まる」企画からの流れとして。別のスタッフから企画が上がったので、私は一実行委員、座談会メンバーの1人として参加。進行はお任せしてたんだけど、つい発言促したり補足したり、ちょっとおせっかいなやつに。他の実行委員の話は面白かった、ふだんのミーティングでは実務を決めるための話し合いで個別の意見話すヒマもないという感じなので。

 

9月27日(土)、28日(日)
イ・ランさん日本公演、東京キネマ倶楽部2デイズで販売。少し前に別件で電話をもらったとき「また本売りにきてください」と言われたし、公演ごとの恒例になっている。今回はツアーグッズが盛りだくさんで、物販大盛況。本は他から新刊が出たばかりだし、うちの本は持っている人多そうだからどうかなと思ったけどそれなりに動き、インタビューが載っている『弾劾可決の日を歩く』は完売。公演自体も本当に素晴らしく、いつも新しい試みがあり、毎回惹き込まれ、ことばの一つ一つが刺さる。

 

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