from tbtb日誌

12/1〜27 文学フリマ、透明人間展、校了、見本、ワークショップ、新刊など 

(2024/12/27)

12/1(日)
文学フリマ東京出店。今回からビッグサイト開催、規模感も雰囲気も未知数だったけど、駅から会場まで向かう出展者の数に、ちょっとこれまでとは別のものという予感。セッティングして、見本誌コーナーに置きに行って戻ろうとして迷う。ブース位置が出口付近の奥の方で、ここまで人がたどり着くのかなーという不安もあったが、そのうち通路いっぱいに人の波。とはいえ、やはりブースが多すぎて、全部見て回るのは難しんじゃないかな、というかんじ。仕事文脈のことを知らない、初めてのお客さんも多く、新刊の先行販売が気づかれていない…帰り道色々考えながら歩いてたら別の駅に向かっていた。

 

12/5(木)
山本美里写真展『透明人間 Invisible Mom』、谷中の雑貨と本gururi でスタート。発売が昨年の12月8日、ちょうど1周年にあたる時期の展示。この1年、全国各地で毎月のように展示、インタビューや密着取材なども続き、本当に注目を感じた。いや、注目というよりは、山本さんの発信が多くの人に届いて、動いていったというか。トークで話を聞くたびに、発見があった。山本さんは出張も土日の在廊も軽々こなしているけど、日々お子さんのケア、付き添いをしているお母さんだ。その姿に、やはり何かを感じる人が多いのだと思う。
gururi展示は15日まで、撤収後病院での展示に作品を送り、17日からは京都・恵文社一乗寺店の展示も。来年もどんどん予定が入っている。

 IMG_2415のコピー

12/9(月)
『若者の戦争と政治 20代50人に聞く実感、教育、アクション』、色校、本文ゲラ。表紙色校を、横浜のデザイナー、滋賀在住の編集者に送って、オンラインで色味を確認する。特色の1つは変更と決まり、地の色をもう少し濃くするか、色を変えるかで悩みまくり、結局安全な方向を選択。本文も数ヶ所直して、校了。

 

12/20(金)
新刊見本日。献本、書店発送準備と段取りして、本も時間どおり届き順調順調、思っていたら、印刷製本の不備が。そのまま出すか、刷り直すのか、年末だし無駄にもなるし、と思ったが造本設計も価格も考えた上で決めたものなので、このままでは流通できない、と刷り直しを選択。印刷不備を明記して献本だけに使用。これまでトラブルも色々あったけどかなり上位に入るレベル。精進します。

 

12/21(土)、22(日)
先日来日して講演を行ったイ・ミンギョンさんが、今度は日本で韓国語ワークショップを行うことになりその運営の手伝い。ミンギョンさん設立した語学アトリエ「ゲリラ」のメソッドで、韓国語をまったく知らない人でも、「声に出して読む」ことで、言葉を体で覚える楽しさを味わえる、という。仲介役の翻訳家すんみさんとやり取りしながら、告知、集客など準備して迎えた当日、ドタバタしながらも始まったワークショップは、ことばどおり全くの初心者も経験者も学びの多い内容だった。2日間日程を終えて、翌日はタイ、その後ギリシャと世界を駆け巡るゲリラチームだった。

 

12/27(金)
刷り直しの新刊、朝一に搬入。梱包開けてようやく安心、書店に直納品、取次見本。戻って午後から直取引店発送、郵便局が閉まる時間との勝負で黙々と梱包、その間も注文が入り、順次荷物を作っていく。スタッフと2人、台車2台で郵便局に出しに行き、本日分は終了。
本書は『仕事文脈vol.24』の企画がきっかけとなり、書籍化を提案して、編集担当を引き受けてくれた浪花さんと作り上げた。浪花さんはこれからリモートスタッフとしてタバブックスに加わってくれる。また新たな姿を見せられることでしょう。来年もよろしくお願いいたします。

若者ののコピー

 

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