from tbtb日誌

8/1〜8/28 刊行記念展示、重版、著者トーク、独出ポ、企画会議、新刊打ち合わせなど 

(2025/8/31)

8月1日(金)
『赤おじさんと白いイヌ』刊行記念展示巡回、今日から埼玉・朝霞のCHIENOWA BACEスタート。書店2階の広々としたギャラリースペースに、今回の展示用とは別の大きい作品、グッズもたっぷり。書店入り口、ギャラリーに向かう階段に、ポスターや絵本そしてモニターにも案内動画。こちらは担当者さんによると、10年ほど前に京都で開催していた個展をたまたま通りかかって見て以来ずっと推していたとか。前身の一進堂書店が朝霞駅ビルの中にあった時代から、makomoさん自費出版の「おもしろ絵本」を取り扱っていたとか。それで朝霞にはmakomoファンが増えていったという、なんといい話。

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8月5日(火)
『複業ZINE』2刷出来。品切れでお待たせしていた書店さん、通販、取次、倉庫へと発送。そして、これもう足りなくなるんじゃ?まずい、とすぐに3刷用意。来週からお盆、1週間休みを取るので、その間に印刷してお盆明けすぐ送れるように入稿。なんとか休み前までは持ってくれ、と願う…というか読みが甘いのか。リピートもいつになく早く多く、想像できなかった動き。

 

8月9日(金)
『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』葉山莉子さんのトークを聞きに、月日へ。2週連続同じお相手犬川蒔さんと場所を変えてのトーク。今回会場でチケットは売り切れ。日記とか、書いて発信することに興味を持つ人が増えているということか。イベントでお預かりした葉山さんのZINEも完売、精算完了。

トークの前には、この夏閉店のサンブックス浜田山へ。立ち上げの頃からずっと注文をいただいていた書店さん。独特の棚作りで、うちの本を、どこに置くか難しいけどおもしろい本、といったコーナーに置いてくれたりしていた。店長さんはいつもと変わらずにこやかに、わざわざありがとう、ずっと売りたかったんですね、と。新刊の案内FAXを出せば、いつも数冊ずつ入れてくれていたから、それを当たり前のようにずっと続くと思っていた。が、そう思っていた書店さんが、次々と閉店しているのも続いていたのだ。うちのようなところが売れに売れる本を作らなければいけなかった。

 

8月18日(月)
年明けから粛々と準備していたイベント「独立出版者エキスポ」(略称:独デポ)情報公開、リリース配信。来年1月開催なので、もう少し後でもよかったのだが、関連のフェアを9月に行うことになり、その告知もあるのでこの時期に。思えば、なんとなく声をかけ、メンバーが増え、アイデアもどんどん出てきて、大きな動きになっていた。記事が出たり取材が入ったり、参加希望が多数来たり、注目いただいてる実感はありつつ、それとともに仕事も課題もどんどん生まれて毎日追われている。イベントについてはSNSでこんなふうに書きました。「厳しい、先行き暗いとかばっかり言ってても面白くないし、自分たちで作った本をもっと広めたい、つまりみんなで生き残りたい。そのための実験を、ゆかいな出版仲間たちと企み中です。お楽しみに〜」。

午後は『複業ZINE』3刷到着、休みの間にたまった注文の荷造り、発送。炎天下を避けて夕方に郵便局に行こうとしたら雷が鳴り出して焦る。

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8月22日(金)
夜『仕事文脈』企画会議、2回目。特集テーマ2本がほぼ決まり、個別の企画を出していく。特集はメンバー5人で、それぞれ出てくる企画が似ていたり、これとこれはくっつけられそう、などやっているが、今何が決まってるんだっけとわからなくなったりして途中整理しながら構成を決めていく。オンライン会議は便利だけど、全体像がみえづらいのがちょっと不便。視覚的に、何かうまいこと把握できるサービスとかないのかな。みんなどうしてるんだろう。

 

8月25日(月)
ジュンク堂書店で開催する「独立出版者エキスポフェア」情報公開。大阪本店、難波店、三宮店、丸善京都本店、池袋本店5店で9月の1ヶ月間、独出ポ参加28社が150タイトル超並ぶことに。独立出版者、つまりは基本1人多くても数名の小さい版元ばかりで、大手取次と取引のあるところはない。小取次、取引代行、直取引のみ、などなどさまざまな取引形態で、書店さん側からしたら煩雑だろう。これは売らないと!という気持ち。

『セーファースペース』4刷出来、残り数部のところで出来上がって、こちらは読みが当たってよかった。いや残数部じゃだめだろ。

 

8月28日(木)
11月刊行の新刊デザイン打合せ。表紙周りテキストを著者たちに相談し、本文サンプルも揃えていたのでスムーズに進んだ。デザイナーさんは過去著者の本もお願いしたので、安心感がある。事前に内容を伝えていたら、ラフを作って見ましたとなんとこの場で表紙案を出してくれた。イメージ良さそうと著者2人に早速連絡したら、すごい、さすが、と気に入っていた。この通じる感、どこから来るんだろう。ただの勘でもないし、これまでの積み重ねだろうか。仕事する上でも本当にありがたい。

もうこの話いいだろ、と思うけど『複業ZINE』また増刷準備…今度は多めに刷るぞ!

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