tb日誌

3/1〜3/31 書店フェア、企画会議、書店訪問、著者イベント・展示など 

(2024/3/31)

3/1(金)
有隣堂誠品生活日本橋「未来の女性に伝えたい30冊」フェアがスタート。出版社担当者が3冊選書という企画、自社本2冊のうち『夢を描く女性たち イラスト偉人伝 』が納品されていないとのことで直接納品。あと1点は『PINK BLUE ピンク&ブループロジェクト』、他社本は岡真里さん『彼女の「正しい」名前とは何か 第三世界フェミニズムの思想』を。
選書が被るんじゃないかと思ったけど、ダブりは1冊だけだったと。このジャンルが豊富になってきたということか。

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3/5(火)
仕事文脈次号企画会議、2回目。順調に進むかと思いきや、特集2の方で意外と煮詰まる。オンラインで沈黙が続いて「固まっちゃいました?」「いや考えてるだけ」みたいになりつつも、捻り出したところから進み始めて、ようやく企画につながる。こういうのずっとこれやってるな、30年くらい。

 

3/10(土)
小田原でハーフマラソンだったので帰りにこちら方面の書店さん、南十字、リバーブックス、ヨットへ。ここ数年オープンして、うちの本もリピートしてくれていて、どんなお店でどんな方がやっているのか見てみたかった。独立系本屋さんといっても本当に色々、選書もさまざま。ただ海が近いせいか、どのお店も光がきれいな、開けた印象だった。

 

3/13(水)
初台の書店OH!MY BOOKSさんで、『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』葉山莉子さんゲストのREADING PARTY。『哀れなるものたち』の話で気が合いそうだった店主福永さんと葉山さんで速攻イベント決定、お客様も満員。本、映画それぞれに興味あるみなさんと、輪になっておしゃべり、出てくる話がどれも新鮮で、貴重な機会でした。

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3/16(土)
つくばの書店、本と喫茶サッフォーさんで、トミヤマユキコさんゲストのトーク。 長澤桂さんの新刊『働く女たちの肖像』刊行記念、テーマは「女性の労働表象〜名画と女子マンガをめぐって」。研究者同士ならではの、学術的な取組み方や対象との距離、客観と主観の線を学者が超えること、など踏み込んだ話がどんどん出てきて刺激的でした。19世紀絵画、現代の女子マンガとそれぞれの専攻が異なるからこその鋭い指摘に、驚きの場面も(個人的に)。永澤さんの率直な発言に、トミヤマさんの喋りも一層冴えてて最高でした。

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3/28(水)
堂々巡り座談会。仕事文脈前回の記事「堂々巡りの対話 ―「社会課題にのりきれない」背景にあるもの」が反響あり、文字通り堂々巡りで終わったので、メンバーを入れ替えて再度企画。対面でおよそ3時間、あとで文字起こししたら55000wになってて薄い単行本できるよ…。しかし今回もやはり堂々巡りだった。記事をお楽しみに。

 

3/30(土)
横浜市役所で開催中の「透明人間 山本美里写真展」へ。本に収録されている作品のほか、新作が大きなモニターに流されていて、それが面白い!障害を持つお子さんとの生活をユーモラスな作品にして、笑いを誘う…「もしも、あなたに私の姿が見えるなら、見て見ぬふりをするのはズルいよな」という山本さんのメッセージが浮かぶ。この日はトークショーがあり会場は満席。後半は当事者、教育委員会、教員、看護師、市議会議員による、横浜市の医療的ケア児支援の取組みなどについてのディスカッションがあり、地域も当事者も巻き込む山本さんが力強い。
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横浜トリエンナーレに『バイトやめる学校』の山下陽光さんが出展アーティストで、市役所の隣の会場だったのでトークの休憩時間に観にいく。「野草:いま、ここで生きてる」という今回の横トリのテーマに合いすぎる山下さん。『バイトやめる学校』は在庫僅少で、きっと展示もされてないだろうと思ったらやっぱりなくて、カオスな展示だったから置いていってもいいかな、と1冊隠してきました。

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