2025年も終わりですね。社会や政治が動くスピードの早さは一旦さておき、私個人としても充実の1年でした。とくに今年からタバブックスのリモートスタッフに入れていただき、仕事の幅がぐんとひろがったような気がします。私がタバブックスの本と出会ったのが、2016年に出た植本一子さんの『かなわない』だったので、もう10年経つのか……。当時はフリーで駆け出しながら書店員をやっていたので、仕入れる側。気づくと内側の人になっているとは、なんとゆかいなことでしょうか。来年はもっともっとタバブックスと社会に貢献できる働きをしていけたらと思います。

さてさて振り返ると、今年は『仕事文脈』2冊、『複業ZINE』、『しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー！』と4冊も編集に関わらせていただきました。

『複業ZINE』は販売前重版＆5刷と嬉しい結果で、「みんなどう働いていくのか悩むし、知りたいよね〜」と実感しました。だからこそその時々をつぶさに見て、『仕事文脈』に反映し「すべてのゆかいな仕事人に」に届け続けることも大事だな、と勝手に原点に帰るような気持ちにも。

だからこそ思いますね。なーにが「働いて×5まいります」だ！！！

こんな言葉が流行語大賞をとってしまうような世の中に逆行するようですが、一人ひとりみんながすこやかに働き、生きていける社会を目指していきたいなと思います。その第一歩として、しゃべって、しゃべって、しゃべクラシー（おしゃべり＋民主主義）も引き続きやっていきたいです！

来年もどうぞよろしくお願いいたします！

（浪花）