tbスタッフマガジン

25歳、本と私#9 3月の読了本19冊 

(2023/4/14)

 こんにちは。げじまです。先週の土曜日、下北沢で開かれたBOOK LOVER’S HOLIDAYに「IKARI ZONE」として出店し、小沼理さんと一緒に『怒りZINE』を先行販売しました!(書店での販売も開始していますので、ぜひお気に入りの本屋さんでお求めください!そして4/22、23の東京レインボープライドで出店しますので、ぜひ遊びに来てください〜)

 BLHには私がめちゃくちゃ大好きな、爆笑して泣けるフェミニストでクィアなコミックZINE『なかよしビッチ生活』の作者・とれたてクラブさんたちも出店していました。そこでいただいた「家父長制くたばって」うちわをIKARI ZONEのブースにも飾って、素敵なお客さんたちに『怒りZINE』やgasi editorialのZINEを買っていただいて、とっても楽しかったです。

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 さて気づけばもう4月も半ば、東京では桜も散ってしまいましたが、先月私が読み終わった本をご紹介します。3月は国際女性デーもあったのでフェミ本率高めです。

 1冊目(3/5読了)向田邦子『無名仮名人名簿』

やっぱりおもろいです、向田邦子。最近始めたマッチングアプリでやり取りをした人が、私と同じく向田邦子のエッセイが好きな人でした。

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2冊目(3/7読了)高島鈴『布団の中から蜂起せよ』

言わずと知れたアナーカ・フェミニストによるエッセイ集。今月、「布団の中から読書会」なる読書会もしました。物理的に集まる体力やメンタルや金銭的余裕がなくても、布団の中からZOOMをつないでこの本を一緒に読むことが抵抗になると信じて……!ZINE『三人が苦手 vol.2』に収録予定です。

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3冊目(3/13?読了)ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの』

『布団の中から蜂起せよ』で高島さんにめちゃくちゃアジられてしまい、「今はフェミな本が読みたい!!!」という気持ちで、「3/8に電車の中で堂々と読む本はこれだ」と決めたのがベル・フックス。時々この本に立ちかえりたくなります。

4冊目(3/13読了)僕のマリ『常識のない喫茶店』

日本で働いてる人全員に読んでほしいレベルの痛快お仕事エッセイ。セクハラ・カスハラしてくる客は出禁にする喫茶店での日常が最高すぎます。

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5冊目(3/14読了)僕のマリ『書きたい生活』

『常識のない喫茶店』に引き続き、新刊も読みました。僕マリさんと担当編集の天野さんがバイト先の書店にサインを書きに来てくださいました。推しに会える職業、書店員。

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6冊目(3/18読了)『HERe vol.1』

2021年に初めて自分ひとりで作ったZINEを読み返し、頑張って作ってたな〜と思い出しました。vol.2もそろそろ作りたいです。

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7冊目(3/21読了)絶対に終電を逃さない女『シティガール未満』

『常識のない喫茶店』を担当された天野さんの編集。終女さんもサインを書いてくださいました。推しに会える職業again。

8冊目(3/26読了)小川糸『ライオンのおやつ』

2月に下北沢でやっていた古本市で手に入れたこの本を開く気になったのは、マッチングアプリでデートした相手(向田邦子好きとは別の人)がこれを読んで号泣したと言っていたからです。

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9冊目(3/27読了)『エトセトラ vol.8 アイドル、労働、リップ』

やっと読みました。2018年ごろからBTSに沼落ちし、KPOPにハマり、その後ここ1年ほど嵐の大野智に謎に熱を上げていた私が読んでしかるべき特集でした。推しは推せるときに推したいけど、業界の構造的搾取に加担したくない……という気持ちで読みました。

10冊目(3/27読了)鳥羽和久『「推し」の文化論 BTSから世界とつながる』

9冊目と同じようなテーマで、鳥羽さんのBTS本を読みました。鳥羽さんめちゃくちゃARMYでした。

11冊目(3/29読了)堀内誠一『ここに住みたい』

青山ブックセンターの「偏愛装画フェア」で、カラーのイラストが入っている文庫って珍しいなと気になり買った一冊。退勤後に下北沢の居酒屋で読みました。絵は可愛いけど、ワインの味を2回も女学生に喩えていて文章はキモかったです。

12〜19冊目(3/29読了)高松美咲『スキップとローファー1〜8』

24歳、大人なのでコミックは大人買いです。なにこれ可愛い……!となること必至です。

 

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