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【かなわない】書評が続いています『週刊朝日』『サンデー毎日』『河北新報』など 

(2016/4/12)

植本一子『かなわない』、おかげさまで三刷となり読んでくださる方がじわじわ増えています。新聞、雑誌などで書評もいただいています。読み手の方々のさまざまな分析に気づかされることが多く、書評ともどもぜひ本書を読んでいただきたいな、と思います。

『週刊朝日』4月5日発売号では、「週刊図書館」ページで書評いただきました。評者は江田晃一さん。ありがとうございます。

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「読むことに罪悪感を覚え、戸惑いながらも一気読みしてしまった」「大文字で語られるべき物語ではないが」というのは週刊誌を読まれる大人の男性の感想なのかもしれませんね。しかし「女性を取り巻く真実が濃縮されている」とコメントいただき、その部分も直視していただけるきっかけになればと思います。ブックアサヒコムでも全文が掲載されています。

 

共同通信配信の書評が『河北新報』『愛媛新聞』『沖縄タイムス』など全国40紙に4月9日ころから掲載され始めています。評者はライターの本城さつきさん。ありがとうございます。

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 タイトル「しんどい日々 照らす光」、照らす光とは「思い通りにいかない結婚生活からも恋愛からも何かを得て、前へ進む。その強さ」と表現していただいていました。自分で自分を照らす、確かに自分自身でのみ得られる救い、というのが読み手に迫るひとつの大きな要因かもしれなませんね。

 

『サンデー毎日』4月12日発売では、SUNDAY LIBRARY欄で書評が掲載されました。評者は武田砂鉄さん。ありがとうございます。

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「猛烈に情けなくても 自分を放棄しない」というタイトル、武田さんは「この家庭よりも自分のところはちゃんとしてるな」と思いそれに情けなくなる 、ということを繰り返しながら読んだとのこと。「あの人よりマシ」という紋切型の「粗雑な比較」をついしてしまう。その比較をやめられなくても「自分を放棄さえしなければ、今日も生きられる」と。あたたかく力強いことばをいただきました。

 

 

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