『本の雑誌』1月号「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」特集号、ノンフィクションベスト10のコーナーで『はたらかないで、たらふく食べたい』が１位に選ばれていました！今頃気づいてすみません！

評者は栗下直也さんです。ありがとうございます！タイトルが、「”いやなものはいやだ”を貫くベスト１」。国会前に集結したデモに「「いやなものはいやだ」と声を上げる姿勢はこれまで日本に欠けていた姿だろう」と。そこに確かにつながっています。

役に立つとか立たないとか、見返りを求めるとかでない。無償性さえあれば、社会の目を気にしなければ、自分の思うように生きられる。

実際できるのか、という議論もありましたが、そういう考えがあると気づくきっかけに、この本はなったのかなと思います。
とはいえ、

著者が売れっ子になった時にも同じ作風を貫けるかが来年以降の焦点か。

 

と、鋭いご指摘も。果たしてそこが課題です。
豚はどうなる？　2016年もよろしくお願いいたします！