先日大阪の書店さんを少し回ってきました。
そのとき多くのお店で大きく展開されていたのが、この『西加奈子と地元の本屋』という小冊子。大阪の本屋実行委員会というのが立ち上がり、１４０B（イチヨンマルビー）という会社が発行元になってこの冊子を出したそうです。表紙に「祝！2014年夏『円卓』が映画公開」とあり、今大阪の本屋さんでは盛り上がっているようですね。

この冊子に「なぜかウチでは売れるこの本」というコーナーがあり、その店でなぜか売れている本を書店員さんが紹介しています。そして、いつもお世話になっているカロブックショップ＆カフェの石川さんが、『仕事文脈』をあげてくれました！

カフェにお昼休憩に来られたご近所にお勤めの方が思わず購入。販売店が限られてるので目指してこられる方も。

 思わずの方も、目指しておいでの方もありがとうございます！カロブックショップ＆カフェは、肥後橋というエリアでどちらかというとビジネス街、といってもわりとゆったりしたところにあります。カフェスペースがあってカレーなども食べられるのです。本とカレー。最強の組み合わせを楽しんでいる人たちが買ってくれてるんだな、と思うとなんだかうれしいです。

このコーナー、大阪の40のエリアの本屋さんが売れる本をあげているのですが、ほんとにお店によっていろいろです。「やくざものは発売早々に本職の方がまとめ買い」とか「中心が60〜80代女性なので、「カタ、ヒザ、コシ」「長生き、健康」がキーワードの本が異様に売れる」とかすごい面白い。ほかも充実していて読み応えあり、いい冊子に出会えました。