読者の声

読者の声:『仕事文脈vol.26』『弾劾可決の日を歩く』など 

(2025/6/4)

読者のみなさんの感想をご紹介します。フォームやサイト、ハガキなどでさまざまな声が届いています。ありがとうございます!

『仕事文脈vol.26』

池袋の大型書店で、貴誌26号に出逢い、購入しました。
特集1→「あきらめないための編集後記的座談会/本当にみんなで生き残れるのか?」には、頭をガツンとやられました。 ONLY FREE PAPER TOKYO(中目黒店)で、各地のミニコミ誌やフリーペーパー(※)を読み込み、大手資本の出版ジャーナリズムに毒されないよう努力してきた積りでしたが・・・
 ※『ふくしまで働く』誌(福島労働局)、『たけのウミチカ暮らし』誌(兵庫県豊岡市竹野浜自治会)、『労働運動』誌(晋日本出版社)、等々。

貴誌/座談会が云う、<こぼれ落ちる人の生活を知る><声の上げ方がわからない><新しい場所を自分たちで作っていく>等々の指摘は、逐一 我が身に刺さりました。
具体的には、<明確な意志で強く弾圧されることがないからこそぼんやりしていますよね。・・・><良くも悪くも島国根性・・・国境を接していないし、アメリカの下で守られている立場ですっときていて、外交を真剣に考えなくちゃいけない状況に直面していない。それが世界という大きな関係性に対する興味のなさにつながっていそう>等々。
 
米国の現職大統領(トランプ氏)によって、極東アジアにおける日本と米国、日米安保条約、日米関係、日本国憲法(第9条)を全てリセットされたとして。1945年8月15日以降の「戦後史」を御破算にし、ゼロ丁目ゼロ番地の地点に立たされたとして。こうした危機意識や歴史認識を共有してくれる「国士」は、何処に居るのでしょうか? 国会議員に居なければ、都議会議員→区議会議員の中にそれを探し、選挙で投票しなければなりません。 ゼロ番地「OCCUPIED JAPAN」の初心に帰り、「草の根」民主主義の第一歩から始めなければなりませんね。

(武部敏男さん)

『白エリと青エリ1』/『エリと青葉子』

ちょっとした軽い興味だけで何気なく読んだこの2冊、実におもしろくて見つけてよかった!と思いました。エリのひとことひとことが「ふ、深い!」。でもさりげない!家族関係がいい!仕事の第一線からはすでに身を引いた私ですが、改めて仕事のこともいろいろ思いました。

(匿名さん)

 *

『弾劾可決の日を歩く ”私たちはいつもここにいた”』

zine読みました!!!
「市民の力」という言葉で消されていないことにされる女性たちに着目されていたこと、現場への参加だけでない連帯の形、今の韓国でどのようなデモの形があるのか?というのがわかってとても読み応えありました!
韓国一緒に行く人にも読んでもらおうと思ってます

(20代、会社員さん)

『かなわない』

『かなわない』というタイトルが気になり手に取りました。
生活の環境は自分とは違うし、植本さんの感じ方や行動に共感や共鳴をしている訳では無いはずなのに、なぜか自分ごとのように読み続けていたような気がします。
不思議ですが、本文中の植本さんと同じような行動を取ったり同じような感情は持たないと思うことが多かった一方で、自分と似ているように感じることも多くありました。

(BISSさん)

『生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義』

感想です。
久しぶりにロックを聴いたよう。ドラムもベースもギターもボーカルも、リフもいい。そんな本でした。
薄っぺらい言葉じゃない。生きてる言葉の重みがある。そんな本でした。
街全体が小綺麗にされてしまってて。そこには排除がより見えづらくなってる。そういった寄せ場の変遷もわかりやすくて、その考えに共感を感じるし気づきもくれる。行政サイドがいいわけみたいに作ってる施設とか、当事者をどこか高みから見下ろしてるような研究者とか、そんなレベルと違う世界を感じさせてくれました。今夜もう一度読みたい。そんな本でした。

(鳥山太郎さん)

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