弾劾可決の日を歩く ”私たちはいつもここにいた”
編著 岡本有佳
デザイン 小松洋子
B6判・並製・68ページ予定
2025年2月26日発売
ISBN978-4-907053-75-8 C0095
定価 1000円+税
2024年12月3日、尹錫悦大統領による突然の「非常戒厳」宣布から始まった韓国の混乱。大統領弾劾を求め200万人規模のデモが行われ、大勢の若い女性たちが参加した。多くの市民が立ち上がり声を上げる根底にあったのは、尹政権の言論弾圧や不正、アンチフェミニズム政策への怒り。現地を取材し、抵抗する人々の声を聞いた記者による、韓国の現実。
より尖がった、踏み込んだコンテンツを発信するレーベル「gasi editorial」第7弾!
【目次】
はじめに
ソウル・弾劾可決の日を歩く 家の中で大切な、一番明るい光を持って集まった女たち
イ・ラン インタビュー「私たちはいつもここにいた。見てなかっただけ」
言論弾圧に抗う① 独立メディア ニュース打破
言論弾圧に抗う② メディアを監視する 民主言論市民連合
韓国の若い女性たちはなぜデモに行くのか−−怒りとフェミニズム 趙慶喜
【著者プロフィール】
岡本有佳(おかもと・ゆか)
記者/編集者として活動する。女性たちの表現活動やメディア問題のほか、日本軍「慰安婦」問題などにも関心がある。共編著『《自粛社会》をのりこえる』(岩波ブックレット)、『政治権力VSメディア 映画『共犯者たち』の世界』(夜光社)など。
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