東北コットンプロジェクト 綿と 東北と わたしたちと
文・宮川真紀 写真・中野幸英
定価:本体1600円+税
四六版・208ページ
ISBN978-4-907053-03-1
2014年6月
装丁 グッドデザインカンパニー
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「塩害に強い綿」を津波被害を受けた宮城県沿岸部の農地で栽培し、とれたコットンを国内で紡績して服やタオルを作り、販売する「東北コットンプロジェクト」。
東日本大震災直後に東京や大阪のアパレル企業が提案し、宮城県沿岸部の農家とともに綿花栽培に取り組みました。18団体で始まったプロジェクトは、現在80社以上が参加、地域や地元企業、学校などにも活動がひろがっています。
復興支援、農業の6次産業化、エシカル消費など、いま日本が向き合う課題に取り組むプロジェクトの3年間の記録を、そこから見えてきた日本の綿花栽培の歴史、現在の綿花事情とそこにはらむ問題なども交えまとめた1冊です。
【目次】
プロローグ
1章 東北で、綿をつくろう
はじまりのまえ
始動
コラム:綿とは 特徴と歴史
2章 種から綿へ「農」
荒浜と綿花/名取と綿花
コラム:日本の綿花栽培
3章 綿から服へ「商・工」
綿が服になるまで/東北コットンの届け方
コラム:これからのコットン
4章 綿から広がる
東松島と綿花/地域へ、子どもたちへ/コットンから考える
装丁:グッドデザインカンパニー
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