生活考察 Vol.08
辻本力編
定価 本体1500円+税
A5 判・216ページ
ISBN 978-4-907053-52-9 C9095
2021年12月22日
カバーイラスト ばったん(漫画家)
装丁 内川たくや
話題の書き手たちの生活エッセイを多数収録し、読書界の注目を集める “ある種の” ライフスタイル・マガジン、2年振りの新刊です。2020年8月に刊行した日記アンソロジー『コロナ禍日記』の“その後”を新たに綴った続編「『コロナ禍日記』、一年後」、人的接触が激減したコロナ禍に、失われた日常の“ちょっとした”コミュニケーションを求めて人々に雑談を仕掛け続けた数か月の記録「失われた“雑談”を求めて」など、「今」にフォーカスした充実の内容になりました。
【寄稿】
乗代雄介 オリジナルな霊気を訪ねて
高野秀行 生活は万事塞翁が馬
樋口恭介 欲望・執筆・生活
酉島伝法 室内雨天
春ねむり おばあちゃんの愛は海よりも辛い
北村みなみ 重力と共に生きる
早助よう子 布団
三田三郎 酒の飲み過ぎによって私が恐れるようになった3つの質問
ひらりさ 今日も行き先不明
小指 共依存生活
柴崎友香 シカゴの消防士の生活考察
イサヤー・ウッダ わたし滅私の話
【連載】
円城塔、大谷能生、春日武彦、小澤英実、佐々木敦、林哲夫、海猫沢めろん、栗原裕一郎、岸本佐知子、速水健朗、福永信
【日記】
『コロナ禍日記』、一年後
2020年刊行『コロナ禍日記』から1年が過ぎ、私たちの生活はどう変わり、どう変わらなかったか? 作家、漫画家、店舗経営者……日本、世界各地で暮らす十数名が、コロナ禍数ヶ月の日々を記録し注目を集めた日記アンソロジーの続編企画。
辻本力、楠本まき、円城塔、谷崎由依、香山哲、木下美絵、福永信、ニコ・ニコルソン、西村彩、大和田俊之、中岡祐介
【ルポ・インタビュー】
失われた“雑談”を求めて 辻本力(本誌編集人)
人的接触の激減したコロナ禍—— 。失われた日常の“ちょっとした” コミュニケーションを求めて、人々に雑談を仕掛け続けた数か月の記録。30余名が語る、バラエティ豊かな「コロナ以降の新習慣」を一挙紹介。
吉田薫、伊藤暁里(Taiko Super Kicks)、宮崎智之、矢野利裕&スズキロク、濱野ちひろ、柿内正午、友田とん、はらだ有彩、松波太郎(豊泉堂)、山口伸雄、鳥澤光、山野正徳&山野友美恵(かえる食堂)、樋川まゆみ(大塚まるま)、柴垣光良(焼鳥 とりねこ)、森田真生、小川さやか、穂村弘、枡野浩一、恋幟モンゴロイド(Vampillia、VMO)、九龍ジョー、滝口悠生、磯部涼、佐々木貴江×中本美恵×林カケ子、越湖吾一 (トラノココーヒー)、山下賢二(ホホホ座)、豊崎由美、成松哲、butaji
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